役員インタビュー
vol.02

時流に合わせて柔軟に活躍できるエンジニア集団へ

移りゆく時代に合わせられる柔軟性が大切

Exectionで就業するうえで大切にしている考え方は何ですか?

当社の経営理念でもある、世の中から必要とされる会社になるというものにもつながってきますが、評価するのは常にお客様なので、お客様のニーズをいかに正確に理解し、それを実行に移せるかが活躍の肝となってきます。

自分中心の考えではなく、お客様に感動していただくことを楽しみ、それを仲間と共有できることを自分自身の喜びと思えることが大切だと思います。

当社は取引先企業様を少数に絞っており、そのため密にやり取りが出来るので、各社様と強固な信頼関係を築いております。今では「Exectionがいなくては困る」とまで言ってくださるお客様もいらっしゃいます。お客様の課題を一緒に解決していけるコアパートナーになることを目標として活動しております。

どのような人材が当社で活躍できると思いますか?

自分自身を常に成長させたいと思っている方ですね。

Exectionでは様々な仕事があります。自分が望めば幅広く仕事ができる場所が当社です。私はやりたい人に、やりたい仕事をやって欲しいと思っています。しかし、やりたい仕事が目の前にあっても、実力がなければ受けることはできません。いつチャンスが来てもいいように、常にアンテナを張り、幅広い知識を持とうという姿勢がとても大切です。

結果、必ず自分自身の成長に繋がります。当社では実際にそのような姿勢の方々が活躍しています。

今一番必要としている層は?その層にはどのようなことをお願いしたいですか?

フットワークが軽く、柔軟性のあるエンジニアです。

最近は、新型コロナの影響でテレワークが中心の働き方になったことで大規模な開発案件というのが少なくなりました。短期間で少人数のチームにて開発することが多くなり、個々人のアウトプットがより重要になってきています。
新しい働き方が浸透してきている今、変わりゆく環境に柔軟に対応できるエンジニアを増やし、様々な分野で活躍できる集団にしたいと考えています。

本人の志向に合わせた柔軟な働き方ができる

エンジニアのトレンドについて見解をお聞かせください

アプリケーションエンジニアやインフラエンジニアといった領域の壁が徐々に無くなってきているのを感じます。ある分野だけに特化しているエンジニアではこれからは、活躍していくことが難しい時代になってきているのではと思います。

理由は様々ですが、前にも述べた通り大規模な開発案件が少なくなり、開発スピードが速まったことで個々人のスキルが重要視される時代になったことが挙げられます。クラウド技術の隆盛や様々な新しいサービスの創出を支えるため、1人のエンジニアが対応しなくてはいけない領域が広まってきています。
フルスタックエンジニアである必要はないと思いますが、幅広い業務に対応できるエンジニアが求められていますし、実際当社でもそのようなエンジニアが活躍しています。

これからエンジニアとしてキャリア積んでいこうと考えている方は上記のことを少しでも意識して日々の業務にあたってもらえればと思っています。当社ではIT業界経験の有無を問わず多様なスキルを備えた方を求めていますし、エンジニアの育成においても同様の考えで進めています。

プロジェクトへのアサインはどのように決めているのですか

今お話ししたエンジニアの育成に関連してくるのですが、一つの領域に偏るのではなく、幅広いスキルや経験を身につけてもらいたいと考えていますので、アプリケーション開発のプロジェクトが終わったら次はインフラ構築のプロジェクトに、といったアサインを本人の志向を確認しながら意識的に行っています。

一方で、これはエンジニアに限ったことではないと思いますが、今の時代の特徴として、多様性を重視する方が増えてきたという点が挙げられます。例えば仕事はほどほどに、プライベートを充実させたいと思う方もいれば、逆に若いうちはとにかく仕事に全力を尽くし、スキルアップしたいという方もいます。

ポジションに関しても同様です。組織においてどんどん上の立場にいきたいというタイプもいれば、ずっと現場にて第一線で開発を続けたいというタイプまで。私がエンジニアとしてキャリアをスタートしたときと比べると、多様な志向を持つエンジニアが増えたと感じています。

社内外の需給バランスを意識しながら、個々人の志向性を踏まえてプロジェクトのアサインを行うことを心掛けています。

コミュニケーションを活性化させるための“場づくり”を意識

メンバー同士のコミュニケーションなど、マネジメントについて意識していることがありましたらお聞かせください

当社のエンジニアは、いわゆる寡黙なエンジニアというよりは、会話も含めたコミュニケーションが好きなタイプが多いと思っています。しかし、お客様先で業務を行うことがほとんどで直接顔を合わせる機会が少なくなりがちです。そのため、よりコミュニケーションを活性化させることができる場づくりを意識しています。コロナ禍前には月に一度、オフィスに集まり懇親会を企画していました。
ところがコロナ禍以降、ほとんどの業務がテレワークに移行したこともあり、リアルで会ってコミュニケーションをとることが難しくなりました。そこで現在は、オンラインで同等のコミュニケーションを行えるような施策を考え、試行しています。

社内チャットツールはコロナ禍前から使用していましたが、最近ではバーチャルオフィスとしてoViceを導入し、オンラインでも様々な方法でコミュニケーションが取れるようにしています。

それらのツール上で私からメンバーに話しかけることもありますが、縦のつながりよりもメンバー同士の横のつながりを大事にしていきたいと考えています。
そのため、メンバー同士の会話のネタとなるようなトピックを書き込んだり、それぞれが携わっているプロジェクトの状況、気になった技術の話題などを共有することで、勉強会的な役割も担えればと考えています。

それぞれのメンバーがバラバラで業務を行っていることが多い今の時代にこそ、一人ひとりが孤独を感じないような、コミュニケーションの場や、カジュアルな雑談が生まれるような場づくりを推進していこうと思っています。まだまだ当社は成長段階です。ぜひ共にこれからの会社を作っていける仲間に加わっていただきたいです。